もうだいぶ前(平成27年10月以降)に、マイナンバーの通知カード(ぺらぺらの紙カード)が送られてきましたが、そのまま放置している方も多いと思います。マイナポイントなんていう利用者還元も予定されているので、そろそろマイナンバーカードを発行してもいいかもしれませんね。
メリット
各種証明書のコンビニ交付
コンビニで住民票の写し・住民票記載事項証明書・印鑑証明書・各種税証明・戸籍証明書・戸籍の附票の写しが取得できます。情報のある市区町村の対応状況によって、取得できない証明書もあります。料金はそれぞれですが、窓口で発行する料金よりも安く取得できることもあります。
国税の申告等 e-Tax
国の税金の所得税、法人税、消費税、贈与税等の申告や手続きを自宅にいながら行うことができます。一番身近なところで、病気やケガで医療費が多くかかった時に医療費控除によって、払い過ぎとなった所得税を還付してもらう手続きでしょうか。経験のある人なら、あの申告時期の税務署の混雑を避ける意味でも助かります。利用には、ICカードリーダーなどの環境を整える必要があるのがハードルです。カード不要のID・パスワード方式もあります。
身分証明書として
運転免許証以外で、現住所が記載された写真付きの身分証明書は意外とないもので、マイナンバーカードは便利です。
電子証明書として
カードの中に電子証明書が格納されているので、いろいろなもののオンライン申請に使用できます。不動産登記、商業登記、地方税eLTAX、電子政府e-Gov、電子文書への署名などなど。
発行の申請
個人番号カード交付申請書をもっている
通知カードと一緒に届いた、申請書を持っている人は、そこに記載されている申請書IDを使って、パソコン、スマートフォン、まちなかの証明写真機から申請できます。スマートフォンなら写真も自分で取れて、費用もかからずに便利ですね。
個人番号カード交付申請書をもっていない・転居等で失効した
手書きの申請書を利用して、郵送で請求するのがおススメ。下のリンクから、申請書と返信用封筒がダウンロードできます。必要事項を記入して、写真を貼って郵送すれば、完成のお知らせを待つばかり。
完成したら役所でカードを受け取ろう
完成の通知が来たら、役所でカードを受け取ります。その際には、パスワードが2つ必要になるので、考えてから行きましょう。やっぱり、一度は役所に行く手間からは避けられません。本人確認の重要書類だからしょうがないのでしょうか。それでも、受取が済めば、自宅が役所の窓口に替わって便利だな。