スーパーでステーキ肉が半額で売っていたので、よく見てみるとウルグアイ産という聞きなれない産地の肉でした。そういえば、ニュースでウルグアイ産の肉が輸入解禁と聞いたことがあるようなないような。とにかく、100g280円の半額ということで購入。結果、想像以上にうまかった。
牛肉といえば
国産、アメリカ産、オーストラリア産のイメージですが、国内消費量のうち国産が4割弱、外国産が6割だそうで、輸入先は1番がオーストラリア産が、2番がアメリカ産です。輸入量としては、オーストラリア産、アメリカ産は減少傾向で、カナダ産がぐんぐん伸びているそうです。
(財務省「貿易統計」)
ウルグアイ産は
2019年2月に19年ぶりに輸入が解禁されたもので、といっても19年前の記憶もないですが、初の出会いということでよいでしょう。ウルグアイ産の肉の多くは、「Natural Beef」とされ、ホルモン剤等不使用で、主に牧草を食べて自然な形で飼育されているようです。上品な味わいの赤身肉が特徴です。
食べてみると
しっかりとした赤身肉の味わいです。同じ赤身肉のイメージのオーストラリア産と比べて、鉄臭くなく深みがあります。厚切り肉で売られており、焼き目を付けた後、弱火でじっくりと焼くとじわっと肉汁がでてきて、大変おいしいです。国産牛もおいしいですが、いい肉の分、火加減や加熱時間を誤ると途端に油の抜けたスポンジ状態になることを考えると、家庭で気軽においしく食べられるベストバランスの肉でした。
おわりに
まだまだ、認知度の低い産地のお肉ですから、お得にゲットできるチャンスかもしれません。今のうちに、一度試してみてはいかがでしょうか。